ユニバンスの上げ足加速、ストップ高人気で1000円大台突破し約26年ぶり高値
ユニバンス<7254>の上げ足が一段と加速している。12月中旬以降、一気に株価水準を切り上げているが、きょうは投資マネーの攻勢が勢いを増し150円高はストップ高となる1088円カイ気配に張り付く異彩人気となった。時価は1996年以来約26年ぶりの高値圏に突入した。世界的な電気自動車(EV)シフトの動きを背景に、日本の自動車部品メーカーもEV対応が勝ち残りを左右する状況となっている。そのなか、モーターやインバーター、車軸などをコンパクトに統合した電動車向け駆動装置「eアクスル」に注目度が高い。業績も22年3月期の営業損益が30億円と前期の6億6100万円の赤字から急回復が見込まれている。更に23年3月期も2ケタの利益成長が有力視され、依然として10倍前後のPERは割安感が強い。
株探ニュース