ホンダが大幅続伸、四輪販売台数見込み引き上げで21年3月期業績及び配当予想を上方修正
ホンダ<7267>が大幅続伸している。前週末6日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を12兆8000億円から13兆500億円(前期比12.6%減)へ、営業利益を2000億円から4200億円(同33.7%減)へ、純利益を1650億円から3900億円(同14.4%減)へ上方修正したことが好感されている。
新型コロナウイルス感染症の拡大影響による需要の減少はあったものの、中国などの四輪販売の好調を受けて、四輪事業の販売台数を450万台から460万台へ引き上げたことに加えて、販管費の抑制やコストダウン効果などが寄与する。
また、業績予想の修正に伴い、年間配当を44円から68円に引き上げると発表した。前期実績に対しては44円の減配になる予定だ。
なお、同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高5兆7751億円(前年同期比25.2%減)、営業利益1692億6500万円(同64.2%減)、純利益1600億5100万円(同56.6%減)だった。
株探ニュース