トヨタなど自動車株が買われる、ドル高・円安基調続きEVへの展開でも思惑
トヨタ自動車<7203>が70円を超える上昇で6日ぶりリバウンドに転じたほか、ホンダ<7267>、日産自動車<7201>など自動車株が総じて反発に転じている。米長期金利に先高期待が強まるなか、外国為替市場ではドル買い・円売りの動きを誘発、足もと1ドル=115円台半ばの推移と円安が進行している。円安は輸出セクターに有利だが、その中でも自動車セクターは為替感応度がとりわけ高く、輸出採算向上期待を拠りどころに同関連株を買い戻す動きが顕著となっている。PERやPBRに割安感がありバリュー株の範疇に含まれるほか、ここトヨタをはじめ大手各社は電気自動車(EV)への前向きな取り組みがクローズアップされ、株価が刺激されやすい面もある。
株探ニュース