トヨタなど自動車株が一斉高、1ドル127円台突入の急速な円安が追い風
トヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>、日産自動車<7201>、SUBARU<7270>など自動車株が一斉高に買われている。米長期金利の上昇を背景に外国為替市場ではドル買い・円売りの動きが一段と加速し、足もとで1ドル=127円台に入る円安局面にある。急速な円安は企業の輸入コスト上昇につながり、マイナス面も指摘されるが、自動車など輸出企業にとっては為替差益が見込まれ、収益面でプラス材料と捉えられている。トヨタの22年3月期の想定為替レートは1ドル=111円であり、23年3月期業績予想においては、大幅な輸出採算の改善効果が見込まれる。
最終更新日:2022年04月19日 09時26分
株探ニュース