愛三工は7%超の上昇で年初来高値更新、PER割安顕著で好決算期待の買い続く
愛三工業<7283>が続急伸、一時7%を超える上昇で960円台まで駆け上がり、今月14日につけた年初来高値946円を一気にクリア、18年10月以来となる1000円大台乗せも視界に入ってきた。同社は燃料ポンプや燃料噴射システムなどのトヨタ系自動車部品メーカーだが、電動車制御システム分野に積極的に取り組み、トヨタグループの電動車戦略でもカギを握っている。業績面も22年3月期営業利益が前期比倍増の100億円を見込むなど絶好調で依然としてPERは10倍を下回っている。今週29日に21年4~6月期決算発表を控えており、好決算を期待した買いが株価を押し上げている形だ。
株探ニュース