ジオコードが大幅安で5日続落、23年2月期の業績下振れ着地を嫌気
ジオコード<7357>が大幅安で5日続落。前週末26日の取引終了後、23年2月期の単体決算を発表した。最終利益は前の期比40.0%減の7900万円と、これまでの計画を下回って着地しており、嫌気された。
売上高も計画を下振れ、15億1900万円となった。同社は収益認識に関する会計基準の適用を受け、決算短信では売上高の前の期比増減率の記載がない。新規案件の獲得が計画に届かなかったことに加え、業務委託を積極的に活用したことも響いた。
24年2月期の業績予想は、現時点で合理的な算定・予想を行うことが困難との理由で、未定とした。同社はウェブサイト制作取引の一部で売り上げを不適切に前倒しして計上した可能性が発覚したことを受け、調査委員会を設置。調査結果を受けて、23年2月期第2四半期及び第3四半期決算について、関連する数値の一部訂正を行った。決算短信の開示も期末後50日を超えることとなった。
株探ニュース