Enjinが急落、23年5月期業績予想を下方修正
Enjin<7370>が急落し昨年来安値を更新している。14日の取引終了後、23年5月期の単独業績予想について、売上高を40億5500万円から34億400万円(前期比11.1%増)へ、営業利益を15億円から12億2300万円(同1.7%増)へ、純利益を9億6600万円から8億100万円(同3.3%減)へ下方修正し、最終利益を増益予想から一転して減益予想としたことが嫌気されている。
前期第4四半期から発生したキャンセル数の増加や学卒入社人員の離脱などについて十分な回復に至っていないことに加えて、メディチョクが順調に進展しているなかでアポチョクの新規営業活動を停止したことによる事業縮小の影響も響いた。なお、未定としていた期末配当予想は22円50銭の予定で、年間配当予想は35円50銭(前期34円50銭)となる。
同時に、上限を15万株(発行済み株数の2.03%)または2億円とする自社株買いを実施すると発表した。取得期間は3月16日から4月30日までで、取得した自社株は全て5月31日付で消却する。
株探ニュース