ステムセル研や日本電解、アイドマHDが高い、直近IPO銘柄の一角に買い資金
ステムセル研究所<7096>や日本電解<5759>、アイドマ・ホールディングス<7373>といった直近IPO銘柄の一角が高い。ステムセル研究所はストップ高。同社は先月25日に東証マザーズに新規上場。再生医療を目的としたさい帯血の保管事業を手掛けており、初値は4830円と公開価格を73%上回った。売買開始後はいったん4000円を割り込む場面もあったが、きょうは5000円台に乗せ上場後の高値を更新した。再生医療関連の成長性に加え、今3月期純利益は1億3600万円の予想と黒字基調であることも安心感を呼んでいる。日本電解も25日に東証マザーズに新規上場。プリント配線板や半導体パッケージ用電解銅箔の製造販売を手掛ける。上場初日に公開価格同値の1900円で初値をつけ、きょうは2900円台に上値を切り上げている。車載リチウムイオン電池用銅箔などを製造し電気自動車(EV)関連としても注目されている。アイドマHDは、先月23日に東証マザーズに新規上場。中小企業の法人営業の支援を主としたワーク・イノベーション事業を手掛けている。初値は公開価格を78%上回る3430円だったが、30日には一時4000円台に乗せるなど上昇基調にある。
最終更新日:2021年07月01日 15時03分
株探ニュース