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コンフインタ Research Memo(7):3~5年後を目途に売上高200億円、営業利益30億円を目指す

特集
2024年2月1日 15時07分

■今後の見通し

2. インターワークスとの統合後の成長戦略

コンフィデンス・インターワークス<7374>は2023年11月に開示した「事業計画及び成長可能性に関する事項」において、3~5年後に売上高200億円、営業利益30億円を目指す事業計画を策定した。旧コンフィデンス及び旧インターワークスの既存事業領域におけるオーガニック成長では売上高120億円、営業利益20億円強しか見込めないため、同社では両社の経営資源を生かした新規事業の創出、そしてさらなる事業領域深化のためのM&Aを実施することで、差額の売上高80億円、営業利益10億円を創出する計画。同社はこれまでゲーム業界を中心として派遣・紹介・受託業務サービスを提供してきたが、今後は同社の強みを最大限発揮できるニッチかつ成長性の高い市場を選び、他領域においてこれら派遣・紹介・受託業務サービスを横展開していく計画である。具体的には、DX、エンタメ、IT・Web、メディア・広告、HRなどの領域への進出を検討し、大手企業との競争を避けることで後発参入でも競争優位性を発揮したゲーム業界における同社の成功事例を最大限に生かしていく考えだ。同社ではまず業界としても活況を呈しているDX領域において、サービスローンチをできるだけ早期に開始することを狙っている。

(1) 既存事業のオーガニック成長

旧コンフィデンスが中核事業としてきたゲーム業界向け人材事業については、受託事業の拡大やゲーム業界の周辺領域に本格的に進出することで現時点で57億円の売上高から3~5年後に80~100億円までの拡大を目指す方針。受託事業であるデバッグ(プログラム内のバグを見つけて意図したとおりの動作に修正する作業)やゲームの運営受託などの付帯サービスを充実させることでの売上高拡大余地が大きく残っており、同社では既存事業の収益拡大も引き続き進める考えだ。

ゲーム業界においてはモバイルゲームにおいて開発予算が大型化するなかで中堅クラスのゲーム会社が当分野でヒット作を生み出すのが難しくなっている一方で、家庭用ゲーム機市場が活況となっており、求められる人材がモバイルゲームの経験者から家庭用ゲームの経験者に移行してきており外部環境が変化してきているが、人材ニーズの変化を良い機会として捉え市場シェアの拡大を図っている。また、同社では現在のゲーム業界の動向に加え、メタバースやブロックチェーンゲームの拡大など、転職市場が次に盛り上がる市場を見据えて同社の認知度向上を進めている。

(2) 既存事業の強みを生かした新たな事業機会の創出

同社はこれまでゲーム業界を中心として派遣・紹介・受託業務サービスを提供してきたが、今後は同社の強みを最大限発揮できるニッチかつ成長性の高い市場を選び、他領域においてこれら派遣・紹介・受託業務サービスを横展開していく計画である。具体的には、DX、エンタメ、IT・Web、メディア・広告、HRなどの領域への進出を検討し、大手企業との競争を避けることで後発参入でも競争優位性を発揮したゲーム業界における同社の成功事例を最大限に生かしていく考えだ。同社ではまず業界としても活況を呈しているDX領域において、サービスローンチをできるだけ早期に開始することを狙っている。同社では3~5年後の姿として、IT・Web領域で20億円、エンタメ領域で20億円、広告・マーケティング領域で20億円と合計60億円程度の新たな事業機会を創出することを狙っている。

(3) M&Aによる事業領域の拡大

同社では事業領域の拡大を目指し、M&Aも積極的に推進していく構えである。売上高10~50億円の規模を有する企業をメインターゲットとし、それを補完する10億円未満の売上高規模の企業も候補としている。人材派遣、人材紹介、受託事業という同社の既存領域と重複するが、専門領域が同社とは異なるニッチ領域に強い企業や既存事業の成長加速に貢献するコア技術企業を有する企業などを主なターゲットとしている。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 永岡宏樹)

《SO》

提供:フィスコ

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