FPパートナが4日続落、第1四半期5.9%営業減益を嫌気
FPパートナー<7388>が4日続落している。15日の取引終了後に発表した第1四半期(23年12月~24年2月)単独決算が、営業利益13億6200万円(前年同期比5.9%減)と減益となったことが嫌気されている。
売上高は83億3200万円(同13.3%増)と2ケタ増収となった。前期の好調な採用を背景に新規契約数が5万7573件(同13.4%増)に増加し、生命保険手数料収入が79億9900万円(同15.0%増)と過去最高を記録した。ただ、採用数の増加による入社時初期費用の増加や今後の採用数拡大のための営業社員の報酬額引き上げなどが利益を圧迫し、期初計画通りの減益となった。
24年11月期通期業績予想は、売上高356億2700万円(前期比16.6%増)、営業利益67億2500万円(同21.1%増)の従来見通しを据え置いた。同時に配当方針の変更を発表しており、配当予想を期末一括90円から中間45円・期末47円の年92円に修正した。
株探ニュース