ナ・デックスが反落、北米及び中国事業が計画下回り24年4月期業績予想を下方修正
ナ・デックス<7435>が反落している。7日の取引終了後、24年4月期の連結業績予想について、売上高を368億円から352億円(前期比2.7%減)へ、営業利益を13億9500万円から9億2000万円(同52.4%減)へ、純利益を10億8000万円から8億2000万円(同38.4%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
北米事業で、電気自動車の販売減少や全米自動車労働組合のストライキの影響などにより自動車関連企業向け自社製品の販売が来期以降に延期となったことが要因。また中国事業で、中国経済の先行き不透明感が強まるなか、日系企業向け生産設備や制御部品の需要が減少していることなども響くとしている。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年5月~24年1月)決算は、売上高233億4600万円(前年同期比11.0%減)、営業利益3億1800万円(同76.8%減)、純利益3億5300万円(同60.2%減)だった。
株探ニュース