小津産業が3日ぶり反発、24年5月期利益予想引き上げが株価支援
小津産業<7487>が3日ぶりに反発した。11日の取引終了後、24年5月期の連結業績予想について、営業利益を4億7000万円から5億3000万円(前期比15.5%増)へ、純利益を3億8000万円から5億2000万円(同35.4%増)へ上方修正しており、株価の支援材料となったようだ。
売上高は100億円(同3.6%減)の従来見通しを据え置いたものの、除染関連分野で国内電力会社などへの営業活動を継続して実施した結果、販売実績を計上することができたことに加えて、子会社ディプロで販売価格の適正化や原材料費の低減に努めたことなどが利益を押し上げるという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年6月~24年2月)決算は、売上高76億8300万円(前年同期比3.6%減)、営業利益4億8000万円(同9.4%増)、純利益4億7000万円(同26.9%増)だった。
株探ニュース