幸楽苑がウリ気配スタート、公募増資による希薄化を嫌気
幸楽苑<7554>がウリ気配スタート。同社は9日の取引終了後、公募増資の決議を発表。1株利益の希薄化を嫌気した売りが膨らんだようだ。新たに303万3700株を発行するほか、需要状況に応じて上限45万5000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う予定。発行済み株式総数は最大で約20%増加する。同社は手取り概算で最大約42億円を調達し、既存店舗の改装のほか、工場の生産設備やITシステムの更新、借入金の返済などに充てる方針。発行価格は17日から20日までのいずれかの日に決める。
株探ニュース