タカショーは急落、第3四半期営業利益97%増も材料出尽くし感強まる
タカショー<7590>は急落している。26日の取引終了後に発表した第3四半期累計(1月21日~10月20日)連結決算は、売上高142億1700万円(前年同期比4.5%増)、営業利益11億1900万円(同96.5%増)、純利益7億4800万円(同3.0倍)と大幅増益となり、営業利益は通期計画を上回ったが、株価は直近で上昇し24日には年初来高値968円をつけるなどしていただけに、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
ホームユース部門で、新型コロナウイルス感染症の影響による外出自粛に伴いガーデニングの需要が高まったことを受けて、量販店向けやeコマースにおけるガーデニング用品の売り上げが拡大した。また、営業活動の自粛に伴う営業スタイルの変化による営業経費の減少や、販促費の見直しなどによる販促・広告費の減少も寄与した。
なお、21年1月期通期業績予想は、売上高184億円(前期比6.0%増)、営業利益10億1000万円(同90.0%増)、純利益6億4000万円(同3.2倍)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース