PSSは反落、12月中間期業績は計画上振れ着地も材料出尽くし感
プレシジョン・システム・サイエンス<7707>が反落している。10日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(20年7~12月)業績について、売上高が37億円から45億2400万円(前年同期比2.2倍)へ、営業利益が2億円から4億2200万円(前年同期2億100万円の赤字)へ、最終利益が1億5000万円から3億5500万円(同2億600万円の赤字)へ上振れて着地したようだと発表したが、目先の材料出尽くし感からこの日は売り優勢となっている。
上方修正は、世界的な新型コロナウイルス確定迅速検査の需要に対応するために、昨年8月に国内販売を開始した自社ブランド製品及びエリテック社向けOEM製品の全自動PCR検査装置「geneLEAD」シリーズと、検査の前処理工程を担う自社ブランド製品「magLEAD」シリーズ及びOEM供給をしているDNA(核酸)自動抽出装置の販売が好調に推移したことが要因。また、それら自動化装置に付属する専用試薬・消耗品の販売も好調に推移したという。
株探ニュース