助川電気が続急伸、日米が次世代型原子力発電の輸出協力で合意と報じられ思惑働く
助川電気工業<7711>が続急伸している。今朝の日本経済新聞電子版で「西村康稔経済産業相と米エネルギー省のグランホルム長官は9日、ワシントンで会談した。小型モジュール炉(SMR)などの次世代型の原子力発電を巡り、第三国への輸出などで協力すると合意した」と報じられており、原発関連のビジネスチャンス拡大につながるとの思惑から買われているようだ。
同社では、実験設備から原子力発電所向けまでさまざまな原子力関連機器を手掛けており、次世代原子炉では冷却材などとして利用される溶融金属の試験設備に強み。また、同社のほか、原発プラント工事の高田工業所<1966>や太平電業<1968>、原発向け振動シミュレーションシステムや振動監視装置を手掛けるIMV<7760>などにも物色が波及している。
株探ニュース