愛時計がプラスに浮上、23年3月期業績は計画上振れ一転して増益で着地
愛知時計電機<7723>が後場プラスに転じている。午後2時ごろ、集計中の23年3月期連結業績について、売上高が従来予想の493億4000万円から501億6000万円(前の期比7.9%増)へ、営業利益が30億5000万円から39億7000万円(同20.8%増)へ、純利益が27億3000万円から34億4000万円(同23.3%増)へ上振れて着地し、減益予想から一転して増益で着地したようだと発表したことが好感されている。
従来予想ではガス関連機器分野で、家庭用プロパンガスメーターの需要サイクルが下降期に入ることで減収を見込んでいたが、落ち込みが限定的となったことが要因。また、電子部品などの調達難についても一部で改善の兆しが見られ、水道関連機器分野で海外市場の需要増に対応したことも寄与した。
株探ニュース