インターアクが大幅続伸、第1四半期大幅減益も中間配当実施を好感
インターアクション<7725>が大幅続伸している。12日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算は、売上高17億4000万円(前年同期比8.8%減)、営業利益2億1100万円(同55.7%減)、純利益1億5000万円(同57.2%減)と大幅減益となったものの、会社側が予想通りとしていることに加えて、従来無配としていた中間配当を10円(前年同期無配)に修正したことが好感されている。
主にIoT関連事業セグメントで、収益性の高い海外顧客向け検査用光源装置の販売が低調に推移したことが売上高、利益を押し下げた。ただ、国内顧客の先行投資や新型光源装置の受注獲得などで受注高は前年同期比98.6%増の20億6600万円と急増しており、これも好材料視されているようだ。なお、年間配当は35円(前期25円)を予定している。
24年5月期通期業績予想は、売上高70億5800万円(前期比2.9%増)、営業利益10億3700万円(同28.4%減)、純利益6億5500万円(同33.2%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース