シチズンが反発、時計事業が北米中心に想定上回り22年3月期業績予想を上方修正
シチズン時計<7762>が反発している。10日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を2730億円から2775億円(前期比34.3%増)へ、営業利益を172億円から185億円(前期95億5100万円の赤字)へ、純利益を145億円から155億円(同251億7300万円の赤字)へ上方修正したことが好感されている。
第3四半期時点で主力の時計事業が引き続き北米市場を中心に想定を上回り、「CITIZEN」ブランド、「BULOVA」ブランドが好調に推移したことが要因。また、工作機械事業が世界的な受注回復を受けて売り上げを大きく伸ばしていることも寄与する。
なお、第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高2156億800万円(前年同期比42.7%増)、営業利益196億3500万円(前年同期60億7500万円の赤字)、最終利益171億9200万円(同219億1500万円の赤字)だった。
株探ニュース