メニコンがマイナスに転じる、24年3月期営業利益予想を下方修正
メニコン<7780>が後場急落しマイナスに転じている。午後2時ごろ、24年3月期の連結業績予想について、営業利益を123億円から105億円(前期比13.0%減)へ、純利益を76億円から60億円(同18.7%減)へ下方修正したことが嫌気されている。
売上高は1160億円(同5.3%増)の従来見通しを据え置いたものの、第3四半期時点でグローバルでの人的補強を含む販売体制強化やコロナ禍の収束による営業活動の正常化に伴い販管費が想定よりも増加したほか、国内の価格改定への対応費用などの一時的な費用発生により、営業利益以下の各利益が計画を下回ったことが要因。また、第4四半期においてもグローバルでの販売体制強化などの成長投資を継続することから、利益を下方修正したとしている。
同時に発表した第3四半期累計(23年4~12月)決算は、売上高874億100万円(前年同期比6.0%増)、営業利益75億2900万円(同28.9%減)、純利益45億7600万円(同33.3%減)だった。
株探ニュース