萩原工業がマドを開け急上昇、国土強靱化関連の一角で低PER・PBRも魅力
萩原工業<7856>はマドを開けて大きく切り返す展開、一時5%を超える上昇で1518円まで上昇、年初来高値を更新するとともに21年11月以来約1年8カ月ぶりの高値圏に浮上した。土木建築向けを主力とした合成樹脂シートを手掛けるが、コンクリートのひび割れや伸縮を抑制する樹脂製の補強繊維「バルチップ」は同社の戦略商品として世界トップシェアを誇り、国内でも国土強靱化関連の一角として頭角を現している。23年10月期営業利益は前期比24%増益見通しで、PER7倍台、PBR0.7倍台は株価指標面から割安感が強い。
株探ニュース