ピープルは売り優勢、決算悪や「ぽぽちゃん」製造終了受け買い手控え
ピープル<7865>は売り優勢の展開。1日の取引終了後に発表した24年1月期第1四半期決算は、売上高が前年同期比28.8%減の10億1100万円、営業利益が同99.2%減の100万円だった。米国向けで前年同期に大量注文があった反動が出たほか、国内販売も値上げの影響で減少した。
決算内容が示された決算短信には、このほか今後の経営方針についても記載があった。新事業へのリソース集中のため利益成長が難しいカテゴリーを終了させるプロジェクトを進めているといい、自転車シリーズの製造終了を既に決めたほか、第2弾として今下期をメドに主力の人形商品「ぽぽちゃん」シリーズを終了させるという。決算悪に加え、主力商品の製造終了による影響を見極めたいとの見方から、買いが手控えられているようだ。
株探ニュース