タカラトミーは反落、上期業績は計画上回るも織り込み済み
タカラトミー<7867>は反落している。28日の取引終了後、集計中の第2四半期累計(4~9月)連結業績について、売上高が750億円から770億円(前年同期比21.9%増)へ、営業利益が47億円から58億円(同3.2倍)へ、純利益が40億円から52億円(同10.1倍)へ上振れて着地したようだと発表したが、織り込み済みとの見方が強い。
第1四半期(4~6月)に玩具商品の出荷が伸長したことに加えて、第2四半期(7~9月)も引き続き玩具商品の出荷が順調に推移したことが要因。また、アミューズメントマシン「ポケモンメザスタ」やガチャ事業が拡大したことも寄与した。更に、緊急事態宣言下の店頭・購買動向を踏まえた販促活動やテレビCMなど各種マーケティング施策のコントロールを行ったことも利益増につながった。
株探ニュース