KIMOTOが急反落、10~12月期営業利益34%減
KIMOTO<7908>が急反落。25日の取引終了後に発表した第3四半期累計(4~12月)連結決算は、売上高92億4500万円(前年同期比12.8%増)、営業利益6億5400万円(同7.7倍)、純利益5億1900万円(同14.0倍)となったものの、10~12月期では34.3%営業減益となっており、これが嫌気されている。
フィルム事業で車載製品やモバイル、5G関連製品の受注が順調に推移したほか、データキッチン事業で高品質な3次元データの作成・編集作業が好調に推移した。また、高付加価値製品の販売強化や低収益品の統合、生産業務効率化などに取り組んだことも寄与した。ただ、世界的な半導体不足の影響に加えて、原材料価格の上昇などが響いた。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高126億円(前期比9.0%増)、営業利益9億円(同2.2倍)、純利益7億3000万円(同48.2%増)だった。
株探ニュース