KIMOTOが急落、7~9月期は減収・営業減益で着地
KIMOTO<7908>は急落。下落率は一時12%を超えた。25日取引終了後、23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算を発表。売上高は前年同期比3.4%減の58億2600万円、営業利益は同19.2%増の4億1100万円だった。自動車市場の低迷や大手スマートフォンメーカーの減産などの影響でフィルム事業の売り上げが落ち込んだものの、営業増益となった。ただ、4~9月期の営業利益の通期計画に対する進捗率は41%台にとどまったほか、7~9月の直近3カ月では減収・営業減益となったことから、直近の業況を嫌気した売りが膨らんだようだ。なお、同社は通期の業績予想と配当予想については従来の見通しを据え置いた。
株探ニュース