旭化学工業<7928>は１２日、１８年８月期第１四半期（１７年９～１１月）の連結経常利益が４１００万円（前年同期比２．６倍）になったと発表。上半期計画７０００万円に対する進捗率は５８．６％となった。

売上高の６０％弱を占める中国で、電動工具部品や樹脂金型の受注が増加。国内では自動車部品が苦戦したものの、電動工具部品は好調さを維持している。同社は売上高目標を１００億円（１７年８月期実績は７０億４８００万円）、毎年１０％以上の増収を目指して事業活動に取り組んでおり、今後のさらなる成長が期待される。

足もとの株価は上げ一服商状となっているが、第１四半期決算発表後の上昇時に開けたマド（７１５～７６５円）を埋めたことで改めて注目してみたい。ＰＢＲは１倍以下と割安感もある。（参）

出所：みんなの株式（minkabu PRESS）

株探ニュース