ウェーブHDが急反発、150万株を上限とする自社株買いを実施へ
ウェーブロックホールディングス<7940>が急反発している。10月29日の取引終了後、上限を150万株(発行済み株数の15.25%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表しており、これが好材料視されている。取得期間は21年11月1日から22年7月29日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と資本効率の向上および株主還元の強化を図ることが目的という。
同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高108億4700万円(前年同期比27.6%減)、営業利益5億3700万円(同44.0%減)、純利益5億3400万円(同14.2%減)だった。インテリア事業を連結対象外としたことが影響。ただ、アドバンストテクノロジー事業の販売好調などで計画していた営業利益4億9000万円は上回った。
なお、22年3月期通期業績予想は、売上高204億円(前期比30.3%減)、営業利益7億5000万円(同49.7%減)、純利益7億7000万円(同67.7%減)の従来見通しを据え置いている。
株探ニュース