大興電子、前期経常を22%上方修正、配当も3円増額
8023DAIKO XTECH【連結】
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大興電子通信 <8023> [東証S] が4月22日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の13.1億円→16億円(前の期は11.9億円)に22.1%上方修正し、増益率が9.5%増→33.8%増に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8億円→10.9億円(前年同期は10.4億円)に36.0%増額し、一転して5.3%増益計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の12円→15円(前の期は10円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度におきましては、期を通して新型コロナウイルス感染症の影響が拭えず、特に年明けからの感染者数の...
会社側からの【修正の理由】
当連結会計年度におきましては、期を通して新型コロナウイルス感染症の影響が拭えず、特に年明けからの感染者数の増加がお客さま訪問を中心とした営業活動のブレーキとなったことに加え、半導体を中心とした電子部品の不足によるハードウェアの納品遅れと相まって、受注および売上が減少いたしました。一方、当社ならびにソフトウェア開発を主とするグループ会社におきましては、ソフトウェアサービスが比較的堅調に推移したことによる売上総利益の増加に加え、新型コロナウイルス感染症の影響で販管費が減少したことから営業利益増となったため、税金等調整前当期純利益の増加に伴う繰延税金資産の計上が想定を上回り、親会社株主に帰属する当期純利益が大幅増となりました。
当社は慎重な業績予想判断の下、安定的な配当と内部留保の充実を総合的に勘案し、配当を決定することを基本方針としております。上記の基本方針に基づき、2022年3月期の期末配当を1株当たり12円としておりますが、2017年3月期から6年間をかけて取り組んで参りました中期経営計画「D’sWAY」が 2022年3月期で終了したことから、長期間に渡りご支援を賜りました株主の皆さまに感謝の意を表するため、期末におきまして1株当たり3円の増配を実施いたします。※上記の業績予想は、本資料の発表時現在において入手可能な情報に基づき算出したものであり、実際の業績は様々な不確定要因により、これらの予想数値と異なる場合があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.10-03 | 21,004 | 830 | 806 | 532 | 39.0 | 12 | 2021-11-09 |
連結 |
| 新 21.10-03 | 18,504 | 1,090 | 1,096 | 882 | 64.6 | 15 | 2022-04-22 |
連結 |
| 修正率 | -11.9 | +31.3 | +36.0 | +65.8 | +65.8 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.03 | 38,000 | 1,300 | 1,310 | 880 | 64.5 | 12 | 2021-05-14 |
連結 |
| 新 2022.03 | 35,500 | 1,560 | 1,600 | 1,230 | 90.1 | 15 | 2022-04-22 |
連結 |
| 修正率 | -6.6 | +20.0 | +22.1 | +39.8 | +39.8 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.10-03 | 19,005 | 1,008 | 1,041 | -474 | -34.8 | 10 | 2021-05-14 |
連結 |
| 予 21.10-03 | 18,504 | 1,090 | 1,096 | 882 | 64.6 | 15 | 2022-04-22 |
連結 |
| 前年同期比 | -2.6 | +8.1 | +5.3 | 黒転 | 黒転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.03 | 41,217 | 2,079 | 2,103 | 1,956 | 142.9 | 10 | 2020-05-26 |
連結 |
| 2021.03 | 36,273 | 1,126 | 1,196 | -452 | -33.2 | 10 | 2021-05-14 |
連結 |
| 予 2022.03 | 35,500 | 1,560 | 1,600 | 1,230 | 90.1 | 15 | 2022-04-22 |
連結 |
| 前期比 | -2.1 | +38.5 | +33.8 | 黒転 | 黒転 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。