三菱商、住友商など総合商社株への買い目立つ、午後の決算発表にも関心
三菱商事<8058>、住友商事<8053>、丸紅<8002>、三井物産<8031>、伊藤忠商事<8001>など総合商社株が軒並み高に買われている。業種別騰落でも商社株の上昇が際立っている。三井物が前日の正午に自社株買いと株式分割を発表し、これを受けて同社株は午後の取引で上場来高値に買われる場面があったが、その流れが総合商社株全般に広がっている。原油をはじめコモディティ価格の上昇は総合商社の商機拡大につながるほか、ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイの株式買い増しなどでも注目度が高まった経緯がある。きょうは午後取引時間中に三菱商や住友商の決算発表が予定され、引け後にも丸紅の決算発表が行われることで、その内容に投資家の関心も集まっている。
株探ニュース