三菱商など総合商社株が切り返しへ、バフェット効果で押し目買い誘導し原油高も追い風
三菱商事<8058>をはじめ総合商社株が買い優勢の展開。6月下旬以降は調整色の強い株価推移となっていたが、足もとで値ごろ感からの買いを集めている。総合商社株は著名投資家のウォーレン・バフェット氏による買い増し宣言が話題となったが、その根拠としては総合商社独特のビジネスモデルへの評価と、PERなど割安な株価指標が背景にある。足もとで原油市況が上昇傾向を強めていることも刺激材料だ。前週末までWTI原油先物価格は3日続伸で、1バレル=73ドル台後半まで水準を切り上げている。資源価格と株価連動性の高い商社株には追い風となっている。
最終更新日:2023年07月10日 10時18分
株探ニュース