イワキが急反発、20年11月期は4期連続最高益更新見通しで1円増配へ
イワキ<8095>が急反発している。前週末10日の取引終了後に発表した20年11月期連結業績予想で、売上高640億円(前期比3.8%増)、営業利益22億円(同3.7%増)、純利益17億円(同10.9%増)と4期連続の営業最高益更新を見込み、年間配当を前期比1円増の14円を予定していることが好感されている。
5G切り替えにおける各種電子部品関連の需要増や車載部品事業の環境好転が期待できることから、表面処理薬品分野で受動部品用めっき薬品や微細配線向け各種表面処理薬品、パワー系半導体向けのUBM用めっき薬品、バンプ形成用エッチング薬品などの拡大を図る方針という。
なお、19年11月期決算は、売上高616億4700万円(前の期比2.6%増)、営業利益21億2100万円(同14.7%増)、純利益15億3300万円(同8.4%増)だった。
株探ニュース