稲畑産は後場急伸、22年3月期業績及び配当予想の上方修正や自己株取得・消却を発表
稲畑産業<8098>は後場急伸。同社はきょう午後2時に、22年3月期連結業績予想について、売上高を6000億円から6500億円へ、営業利益を160億円から195億円(前期比30.2%増)へ、純利益を160億円から215億円(同55.9%増)へ、年間配当予想を70円から110円(前期は63円)へ上方修正すると発表した。22年3月期第3四半期累計(4~12月)連結営業利益は163億3500万円(前年同期比54.0%増)。サプライチェーンの混乱が広がるなかで調達先の確保に努めるなど影響を最小限に抑えたことや、投資有価証券の売却による特別利益計上などが理由。なお、売上高は「収益認識に関する会計基準」適用のため、前年との比較は記載されていない。
あわせて350万株(発行済み株式総数に対する割合5.80%)もしくは75億円を上限とする自己株式の取得枠を設定することも発表した。取得期間は2月8日~8月31日。また、既に保有する自己株式270万株を2月16日に、上記により取得する全株式を10月6日に消却することも発表した。
株探ニュース