ゴルドウインが買い気配、上期経常最高益予想を21%上乗せ、株式分割も好感
ゴールドウイン <8111> が買い気配でスタート。2日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比81.9%増の19.4億円に拡大して着地したことが買い材料視された。
アウトドア関連ブランドの春夏商品が直営店を中心に販売好調だったことが寄与。値引き販売を抑制したことなども大幅増益に貢献した。業績好調に伴い、上期の同利益を従来予想の28億円→34億円に21.4%上方修正。増益率が3.1%増→25.2%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
同時に、9月末時点の株主を対象に、1→2の株式分割を実施すると発表。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上や投資家層の拡大を期待する買いも向かった。
株探ニュース