デサントが大幅4日続落、22年3月期業績予想を上方修正もサプライズ感なし
デサント<8114>が大幅安で4日続落している。7日の取引終了後、22年3月期の連結業績予想について、売上高を1030億円から1050億円(前期比8.4%増)へ、営業利益を42億5000万円から46億円(前期18億600万円の赤字)へ上方修正したものの、修正幅が小幅であったことから失望感が売りにつながっているようだ。
上方修正は、デサント・コリアが赤字から黒字へ転換していることに加えて、日本事業における収益改善が想定よりも進んでいることが要因。ただ、韓国内での新型コロナウイルス感染症拡大やベトナムでのロックダウンによる納期遅延などの影響により、デサント・コリアの回復がやや遅れているという。
なお、同時に発表した第3四半期累計(4~12月)決算は、売上高766億8100万円(前年同期比15.1%増)、営業利益43億8000万円(前年同期24億5400万円の赤字)だった。
株探ニュース