トーホーが急反落、24年1月期業績予想を上方修正も材料出尽くし感
トーホー<8142>が急反落している。11日の取引終了後、24年1月期の連結業績予想について、売上高を2390億円から2470億円(前期比14.6%増)へ、営業利益を65億円から78億円(同2.1倍)へ、純利益を29億円から32億5000万円(同3.2倍)へ上方修正したが、材料出尽くし感から売られているようだ。
既存顧客売り上げの大幅な回復に加えて新規顧客の獲得、前年は新型コロナウイルス感染症の影響が一定程度残っていた反動もあり、引き続き業務用食品卸売事業が堅調に推移する見通し。また、プライベートブランド商品の販売強化やフードソリューション事業の利益率が改善したことに加え、仕入れ価格上昇への対応が当初予定より順調に進んだこと、また継続的に取り組んでいるコストコントロールの効果なども利益を押し上げるとしている。
同時に発表した第3四半期累計(2~10月)連結決算は、売上高1811億9100万円(前年同期比16.6%増)、営業利益58億8700万円(同2.8倍)、純利益32億6500万円(同2.5倍)だった。
株探ニュース