理経、前期経常を一転7%増益に上方修正
8226理経【連結】
業績修正PDF
理経 <8226> [東証S] が4月21日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の1億9000万円→2億1800万円(前の期は2億0400万円)に14.7%上方修正し、一転して6.9%増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の1億1000万円→6600万円(前の期は1億3900万円)に40.0%下方修正し、減益率が20.9%減→52.5%減に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の1億5600万円→1億8400万円(前年同期は1億3800万円)に17.9%増額し、増益率が13.0%増→33.3%増に拡大する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
連結の実績値につきましては、連結売上高は102 億7千3百万円、営業利益は2億1千3百万円、経常利益は2億...
会社側からの【修正の理由】
連結の実績値につきましては、連結売上高は102 億7千3百万円、営業利益は2億1千3百万円、経常利益は2億1千8百万円となり、2022 年5月13 日に発表した業績予想の数値に対し上回る見込ですが、2023 年2月8日にお知らせしました(特別損失(投資有価証券評価損)の計上及び繰延税金資産の一部取り崩しに関するお知らせ)特別損失として投資有価証券評価損8千万円を計上したため、親会社株主に帰属する当期純利益は下回る見込となりました。セグメント別では、システムソリューションにつきましては、主として大学向けシステム案件および製造業向け3次元機械CAD ソフトウェアの増加があったため、売上高、利益とも予想を上回る見込です。ネットワークソリューションにつきましては、当初見込んでいた映像配信システム案件の減少、通信関連顧客や国、自治体等における設備投資の予算削減等により、売上高、利益とも未達となる見込です。電子部品及び機器につきましては、産業用ロボティクス、半導体製造装置市場向けの位置制御用LED製品が減少する一方、連結子会社である株式会社エアロパートナーズの防衛省向け航空機部材、保守点検ビジネスにつき、業績を大きく伸ばす見込です。(注)上記に記載した予想数値は、現時点で入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、不確実な要素を含んでおります。実際の業績等は、上記予想数値と異なる場合があります。以 上
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 22.10-03 | 5,275 | 157 | 156 | 130 | 8.6 | 3 | 2022-11-09 |
連結 |
| 新 22.10-03 | 5,288 | 180 | 184 | 86 | 5.7 | 3 | 2023-04-21 |
連結 |
| 修正率 | +0.2 | +14.6 | +17.9 | -33.8 | -34.0 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2023.03 | 10,260 | 190 | 190 | 110 | 7.3 | 3 | 2022-05-13 |
連結 |
| 新 2023.03 | 10,273 | 213 | 218 | 66 | 4.4 | 3 | 2023-04-21 |
連結 |
| 修正率 | +0.1 | +12.1 | +14.7 | -40.0 | -40.1 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 21.10-03 | 4,863 | 135 | 138 | 164 | 10.9 | 3 | 2022-05-13 |
連結 |
| 予 22.10-03 | 5,288 | 180 | 184 | 86 | 5.7 | 3 | 2023-04-21 |
連結 |
| 前年同期比 | +8.7 | +33.3 | +33.3 | -47.6 | -47.9 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2021.03 | 10,139 | 216 | 226 | 157 | 10.4 | 3 | 2021-05-13 |
連結 |
| 2022.03 | 10,862 | 248 | 204 | 139 | 9.2 | 3 | 2022-05-13 |
連結 |
| 予 2023.03 | 10,273 | 213 | 218 | 66 | 4.4 | 3 | 2023-04-21 |
連結 |
| 前期比 | -5.4 | -14.1 | +6.9 | -52.5 | -52.8 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。