理経が急騰、防衛省との取引活発で国策関連の有力株として急速人気化
理経<8226>が急騰、株価はきょうで4連騰となるが上げ足が加速している。一時20%高の362円まで駆け上がる場面があった。同社は通信機器や半導体関連などIT機器を扱う商社だが、防衛省との取引関係が厚い。
岸田政権では前日に骨太の方針を閣議決定し、5年以内に防衛力を抜本的強化する方針を明記、防衛費はGDP比2%以上を意識する方向でまとまり、現状からは大幅な増額が見込まれる状況となった。そのなか、同社は20年度の防衛省に対する売り上げが25億7600万円に達しており、22年3月期の売上高実績108億6200万円との比較では約24%と、売り上げの4分の1を占めるほど防衛省とのつながりが深い。これを材料視する形で投資資金が集中している。また、ドローン分野での展開で先行していることも買い人気を助長しているようだ。
最終更新日:2022年06月08日 09時53分
株探ニュース