百貨店株は上昇加速、入国上限撤廃検討と伝わりインバウンド株に物色
三越伊勢丹ホールディングス<3099>や高島屋<8233>、J.フロント リテイリング<3086>など百貨店株の上昇が加速している。木原官房副長官が11日のフジテレビの番組で、新型コロナウイルスの水際対策について入国者数の上限撤廃に意欲を示した。また、訪日観光客の個人旅行解禁やビザ免除を検討していく方針もあわせて明らかにしており、これを受けてインバウンド需要復活への期待感から関連銘柄が幅広く物色される展開となっている。百貨店株のほか、マツキヨココカラ&カンパニー<3088>をはじめとするドラッグストア関連株、資生堂<4911>やコーセー<4922>などの化粧品関連株が買われている。
株探ニュース