フジ大幅続伸、22年2月期営業益予想12%増で5円増配へ
フジ<8278>が大幅に3日続伸となっている。同社は12日取引終了後に、22年2月期通期の連結業績予想を公表。営業利益見通しを前期比12.0%増の67億円としていることや、年間配当計画を前期比5円増配の25円としていることが好感されているようだ。
営業収益は同1.5%増の3200億円を見込む。スーパーマーケット事業では商品構成力と売り場編集力の向上に取り組むほか、需要増が続く移動販売事業を拡大させる方針。また、テナント事業では4月にグランドリニューアルオープンしたショッピングモール「エミフルMASAKI」(愛媛県松前町)が業績に寄与するとみている。
あわせて、24年2月期を最終年度とする3カ年の中期経営計画も発表。数値目標は営業収益3300億円(21年2月期実績は3153億8300万円)、営業利益81億円(同59億8000万円)を掲げている。
株探ニュース