三菱UFJ、第一生命HDなど買い優勢、米10年債利回り上昇で米金融株高に追随
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や第一生命ホールディングス<8750>などが買い優勢の展開となっている。米国ではバイデン新政権発足をにらみ、大型財政出動を背景とした長期金利の上昇が意識されている。ジョージア州上院決選投票で民主党が2議席を獲得しトリプルブルーが実現すれば、その方向性はより明確となる。前日に米10年債利回りは終値ベースで0.955%まで上昇、1%台乗せを再び意識する局面にある。長期金利上昇を背景に前日の米国株市場ではゴールドマン・サックスやバンク・オブ・アメリカなど大手金融機関が買われており、この流れが東京市場にも波及。米国事業を展開するメガバンクや大手生保の株価を刺激している。
株探ニュース