スルガ銀、前期経常を31%上方修正、配当も1円増額
8358スルガ銀行【連結】
業績修正PDF
スルガ銀行 <8358> [東証P] が5月10日大引け後(17:00)に業績・配当修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の80億円→105億円(前の期は231億円)に31.3%上方修正し、減益率が65.4%減→54.6%減に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の133億円の赤字→108億円の赤字(前年同期は126億円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。
業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の5円→6円(前の期は5円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
銀行単体において、資金利益が前回予想を上回る見込みであることに加え、経費が前回予想を下回る見込みであること...
会社側からの【修正の理由】
銀行単体において、資金利益が前回予想を上回る見込みであることに加え、経費が前回予想を下回る見込みであることから、連結及び個別の業績予想を修正するものです。
当社は、経営体質の一層の強化を図るべく、内部留保の充実に努めるとともに、株主の皆さまへの利益還元として、安定的な配当の継続実施を基本方針とし、今後の業績推移や内部留保、経営環境を総合的に勘案して配当を実施しており、今般、これらを勘案し、期末配当金を1株当たり1円増配の6円とすることといたしました。今後も財務体質の強化を図るとともに、株主の皆さまへの利益還元を重要な経営課題として、積極的に取り組んでまいります。※上記の業績予想等につきましては、現時点で当社が合理的と判断する一定の前提に基づいており、実際の業績は予想値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 21.10-03 | 32,858 | ー | -13,327 | -10,805 | -57.4 | 5 | 2021-11-12 |
連結 |
| 新 21.10-03 | 37,858 | ー | -10,827 | -9,905 | -43.2 | 6 | 2022-05-10 |
連結 |
| 修正率 | +15.2 | - | 赤縮 | 赤縮 | 赤縮 | % |
今期【修正】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 旧 2022.03 | 87,000 | ー | 8,000 | 7,000 | 37.2 | 5 | 2021-05-14 |
連結 |
| 新 2022.03 | 92,000 | ー | 10,500 | 7,900 | 34.5 | 6 | 2022-05-10 |
連結 |
| 修正率 | +5.7 | - | +31.3 | +12.9 | -7.3 | % |
今期の業績予想
下期業績
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 20.10-03 | 48,875 | ー | 12,653 | 15,951 | 68.9 | 5 | 2021-05-14 |
連結 |
| 予 21.10-03 | 37,858 | ー | -10,827 | -9,905 | -43.2 | 6 | 2022-05-10 |
連結 |
| 前年同期比 | -22.5 | - | 赤転 | 赤転 | 赤転 | % |
今期【予想】
| 決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 2020.03 | 118,008 | ー | 41,763 | 25,324 | 109.3 | 5 | 2020-05-14 |
連結 |
| 2021.03 | 99,791 | ー | 23,113 | 21,433 | 92.5 | 5 | 2021-05-14 |
連結 |
| 予 2022.03 | 92,000 | ー | 10,500 | 7,900 | 34.5 | 6 | 2022-05-10 |
連結 |
| 前期比 | -7.8 | - | -54.6 | -63.1 | -62.8 | % |
- ・「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・ 会計基準および日本会計基準における[連結/非連結]決算区分は右端項目に表記しています。 「連結」:日本会計基準[連結決算]、「単独」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「米国」:米国会計基準、「IFRS」:国際会計基準
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「−」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記します。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。
- ・予想1株利益、予想1株配当は期中に実施された株式分割など新株発行を反映した現在の発行済み株式数で算出しています。そのため、会社発表の数値と違う場合があります。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、 上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。 また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。 投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。