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アジア投資 Research Memo(7):第4四半期での株式売却益により、4期連続の最終黒字を見込む

特集
2018年12月7日 15時07分

■業績見通し

日本アジア投資<8518>は、業績予想(ファンド連結基準)について、株式市場等の変動要因による影響が極めて大きく、合理的な業績予想が困難である事業特性であることから公表を行っていない。ただ、2019年3月期については、ある一定の前提を元に策定した「従来連結基準による見込値」を参考情報として開示している。

同社の「従来連結基準による見込値」によれば、営業収益を前期比36.2%減の3,450百万円、営業利益を同31.2%減の700百万円、経常利益を同42.4%減の550百万円、親会社株主に帰属する当期純利益を同46.2%減の470百万円と減収減益ながら4期連続の最終黒字を見込んでおり、期初の見込値からの変更はない。

減収減益となるのは、2018年3月期業績に大きく貢献したメガソーラープロジェクトの売却が一巡するためである。すなわち、中期経営計画に示すとおり、プロジェクト資産は積み上げ優先(限定的な売却のみ)で取り組む一方、PE投資資産の売却※により4期連続の黒字を達成する前提である。

※主に、国内の新規上場と、中華圏の未上場株式の売却を予定。

弊社でも、上期業績が大幅な営業損失となったものの、第4四半期での株式売却益が予定されていることや、上期における「評価損」の見込み超過分についても他社の運営するPEファンドからの持分利益(上振れ分)により補うことが可能であることから、同社の見込値の達成は可能であると判断している。最大の注目点は、企画中である2つのファンドの設立やプロジェクト資産の積み上げに向けた新たなドライバーの育成にあり、今後の進捗を見守りたい。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《SF》

提供:フィスコ

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