イオンFSが21年2月期業績予想を上方修正
イオンフィナンシャルサービス<8570>がこの日の取引終了後、21年2月期の連結業績予想について、売上高を4600億円から4700億円へ、営業利益を100億~200億円から270億~330億円へ、最終利益を50億~100億円から110億~140億円へ上方修正した。
第2四半期以降、ショッピング取扱高や個品割賦の取扱高が改善したほか、住宅ローンをはじめとする債権残高にも回復の兆しがみられることが要因。また、企業や個人に対する給付金の支給などで雇用環境や所得水準の悪化ペースが緩和しつつあり、信用リスクが低減したことで下期以降の貸倒関連費用の追加的な発生が抑制できていることも寄与する。
なお、同時に発表した第3四半期累計(3~11月)決算は、前期が決算期変更に伴う変則決算だったため前年同期比較はないものの、売上高3615億5700万円、営業利益248億5200万円、最終利益100億5300万円だった。
株探ニュース