九州リースは後場に上げ幅拡大、新規取扱高堅調・不動産収入寄与し今期業績・配当予想を上方修正
九州リースサービス<8596>が後場に上げ幅を拡大した。同社は6日午後2時半、25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算発表にあわせ、通期の業績予想と配当予想を上方修正し、ポジティブ視されたようだ。今期の売上高予想は40億円増額して385億円(前期比14.9%増)、最終利益予想は2億円増額して34億円(同11.5%増)に修正した。期末配当予想は6円増額し、記念配当を含めて23円に見直した。記念配当を含めた年間配当予想は40円(前期比10円増配)となる。4~9月期の売上高は前年同期比30.5%増の213億6500万円、最終利益予想は同14.0%増の20億5000万円だった。連結子会社で販売用不動産の売却収入を計上。不動産仲介手数料収入が好調な実績を確保したほか、リース・割賦事業やファイナンス事業でも新規実行高が伸長した。各セグメントの進捗状況などを踏まえて通期の業績予想を見直した。
株探ニュース