エリアリンクは大幅反落、21年12月期最終利益及び配当予想を上方修正も材料出尽くし感
エリアリンク<8914>は大幅反落している。26日の取引終了後、21年12月期の単独業績予想について、営業利益を25億円から27億円(前期比18.7%増)へ、純利益を14億円から17億5000万円(同21.3%減)へ上方修正し、あわせて34円を予定していた期末一括配当を41円に引き上げると発表したが、目先の材料出尽くし感から利益確定の売りが出ているようだ。
売上高は197億円(同12.4%減)の従来見通しを据え置いたものの、稼働率の上昇によりストレージ事業の収益性が改善していることが利益を押し上げる。また、21年3月にパーキング事業を譲渡した譲渡益に加え、19年12月期に計上した買戻損失引当金のうち、今期第2四半期において合意書面の締結により買い戻さないことが確定したコンテナに対する引当金を取り崩したことによる買戻損失引当金戻入益を計上したことことなども最終利益を押し上げるとしている。
株探ニュース