カチタス急伸、上期営業利益3割増と自社株買い発表を好感
カチタス<8919>は急伸している。6日の取引終了後に発表した第2四半期累計(4~9月)連結決算が、売上高398億1800万円(前年同期比18.9%増)、営業利益45億300万円(同29.9%増)、純利益30億500万円(同35.1%増)と大幅増益となったことが好感されている。
前期に続いてインターネット広告の強化によるリフォーム中契約の促進や、不動産仲介会社との協力体制を構築したことで、中古住宅再生事業の販売件数が2606件(同11.9%増)と増加したことが寄与した。また、仕入れの強化や折り込みチラシ広告の削減なども利益押し上げに貢献した。
なお、19年3月期通期業績予想は、売上高774億2000万円(前期比11.9%増)、営業利益85億200万円(同15.3%増)、純利益55億2500万円(同21.5%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、15万株(発行済み株数の0.40%)、または5億2500万円を上限とする自社株買いを実施すると発表しており、これも好材料視されている。取得期間は11月7日から12月28日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行と、今後のインセンティブプランや事業戦略などに活用するのが目的としている。
出所:みんなの株式(minkabu PRESS)
株探ニュース