明豊エンタはカイ気配スタート、21年7月期営業利益及び配当予想を上方修正
明豊エンタープライズ<8927>はカイ気配スタートとなっている。20日の取引終了後、21年7月期の連結業績予想について、営業利益を5億9000万円から9億5000万円(前期比72.4%増)へ、純利益を3億2000万円から7億4000万円(同2.4倍)へ上方修正し、あわせて5円を予定していた期末一括配当を8円に引き上げると発表したことが好感されている。
売上高は106億円から101億8000万円(同2.8%増)へやや下振れたものの、主要ブランド「MIJAS(ミハス)」「ELFARO(エルファーロ)」などの投資用不動産の販売案件がいずれも安定した利益率・利益額を確保できたことが貢献した。また、新型コロナウイルス感染予防対策のための対面営業や展示会・セミナーの中止・縮小により広告宣伝費が圧縮されたことや、新型コロナに関する政府からの助成金などを営業外収益として計上したことなども寄与した。
株探ニュース