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FJネクストホールディングス---3Qは2ケタ増収増益、主力の不動産開発事業が2ケタ増収増益に

材料
2024年2月9日 17時18分

FJネクストホールディングス<8935>は8日、2024年3月期第3四半期(23年4月-12月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比15.8%増の662.95億円、営業利益は同25.5%増の54.53億円、経常利益は同26.3%増の54.52億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同23.6%増の36.07億円となった。

不動産開発事業の売上高は前年同期比11.0%増の557.72億円、セグメント利益は同24.7%増の43.51億円となった。「ガーラ・ステーション大森海岸」「ガーラ・プレシャス元住吉」、「ガーラ・レジデンス葛西アヴェニュー」などの新築物件の販売に注力するとともに、中古マンションの販売も積極的に行った。当第3四半期連結累計期間における新築マンション売上高165.49億円(534戸)、中古マンション売上高344.09億円(1,357戸)、不動産賃貸収入46.63億円、その他収入1.49億円となった。

不動産管理事業の売上高は同9.1%増の29.43億円、セグメント利益は同20.7%増の7.97億円となった。自社グループ開発物件の新規管理受託や外部受注等を進め、賃貸管理戸数は18,522戸、建物管理棟数は353棟となった。

建設事業の売上高は同99.3%増の66.49億円、セグメント利益は同112.8%増の3.16億円となった。マンション建設及び大規模修繕工事は概ね計画通りに進捗した。また完成工事件数の増加により、売上、利益、ともに前年を上回って推移した。

旅館事業の売上高は同4.8%減の8.92億円、セグメント損失は0.38億円(前年同期は0.17億円の利益)となった。前連結会計年度において実施された観光需要喚起策「県民割支援」等による特需の反動減により、稼働率は前年同四半期を下回って推移した。

2024年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比9.8%増の930.00億円、営業利益は同9.1%減の75.00億円、経常利益は同8.8%減の75.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.0%減の50.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SI》

提供:フィスコ

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