グロームHDが連日の年初来安値更新、21年4~12月営業利益の低進捗を嫌気
グローム・ホールディングス<8938>が連日で年初来安値を更新。150円安はストップ安となる707円まで売られている。27日の取引終了後に22年3月期第3四半期累計(21年4~12月)の決算を発表し、営業利益は前年同期比2.7倍の1億3500万円で着地。ただ、通期計画(6億円)に対する進捗率が23%と低いことから、これを嫌気した売りが出ているようだ。
不動産関連事業の縮小・撤退により売上高が同32.4%減の18億1000万円と大きく減少したほか、販管費の増加などが響いた。なお、通期の売上高31億円(前期比21.9%減)、営業利益6億円(同58.7%増)の見通しは据え置いた。
株探ニュース