都市ファンド、今期経常は27%増で4期ぶり最高益更新へ
8953日本都市ファンド投資法人【連結】
決算短信PDF
日本都市ファンド投資法人 <8953> [東証R] が4月16日大引け後(15:30)に決算を発表。21年2月期の経常利益は前の期比1.8%減の118億円になったが、21年8月期は前期比26.7%増の150億円に拡大を見込み、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
同時に、今期分配金は2286円にする方針とした。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
本投資法人は、2020年10月16日付「2020 年 8 月期決算短信(REIT)」で公表していた2021...
会社側からの【修正の理由】
本投資法人は、2020年10月16日付「2020 年 8 月期決算短信(REIT)」で公表していた2021年8月期の運用状況の予想において、合併により試算していた負ののれん発生益について、合併時における会計上の被取得企業(MCUBS MidCity投資法人)の時価純資産に対し、会計上の取得企業(旧日本リテールファンド投資法人)による取得価額が上回る見通しとなり、のれんに関する処理方針を決定したことで、当期純利益の予想額に30%以上の差異が生じる見込みとなったため、2021年8月期の運用状況の修正を行うものです。なお、合併により見込んでいるのれんの発生については、企業統合に関する会計基準(企業会計基準第21号、平成25年9月13日改正)に伴い、資産に計上し、20年間にわたって、定額法により規則的に償却する予定です。のれん償却費は会計と税務の処理で差異が生じる項目であり、法人税等の課税を生じさせる要因となりますが、本投資法人は、当該償却費に相当する金額の任意積立金(一時差異等調整積立金又は配当積立金)の取崩しによる分配、利益超過分配(一時差異等調整引当額の増加額に相当する分配)等を行うことにより、法人税等の発生を軽減する予定です。詳細については、後述する「3. 2021年8月期(第39期)の各運用状況の予想の前提条件」をご覧ください。
実績
前期【実績】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020.02 | 32,007 | 14,563 | 12,801 | 12,800 | 2,444.5 | 2,250 | 2020-04-13 |
単独 |
2020.08 | 30,848 | 13,828 | 12,116 | 12,116 | 2,322.5 | 2,250 | 2020-10-16 |
単独 |
2021.02 | 30,518 | 13,505 | 11,897 | 11,896 | 2,285.0 | 2,250 | 2021-04-16 |
単独 |
前年同期比 | -1.1 | -2.3 | -1.8 | -1.8 | -1.6 | % |
前期実績と従来予想との比較
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
予 2021.02 | 29,857 | 12,363 | 10,742 | 10,742 | 2,063.8 | 2,250 | 2020-10-16 |
単独 |
実 2021.02 | 30,518 | 13,505 | 11,897 | 11,896 | 2,285.0 | 2,250 | 2021-04-16 |
単独 |
修正率 | +2.2 | +9.2 | +10.8 | +10.7 | +10.7 | % |
今期の業績予想
今期【予想】
決算期 | 売上高 | 営業益 | 経常益 | 最終益 | 修正1株益 | 修正1株配 | 発表日 | 会計基準 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020.08 | 30,848 | 13,828 | 12,116 | 12,116 | 2,322.5 | 2,250 | 2020-10-16 |
単独 |
2021.02 | 30,518 | 13,505 | 11,897 | 11,896 | 2,285.0 | 2,250 | 2021-04-16 |
単独 |
予 2021.08 | 40,510 | 17,122 | 15,071 | 15,071 | 2,156.4 | 2,286 | 2021-04-16 |
単独 |
前期比 | +32.7 | +26.8 | +26.7 | +26.7 | -5.6 | % |